第三章 教会創立と受難

真の宗教は、自分の教団を犠牲にしてでも

国を救おうとし、国を犠牲にしてでも

世界を救おうとするものです。

 仕方なく教会の看板を付けたにすぎず、いつでもその看板を外したい思いです。教会の看板を付けた瞬間、教会は教会でないものと区別されます。一つのものを二つに分けることは正しいことではありません。それは、私が夢見ることでもなく、私の行くべき道でもありません。国を生かし、世界を生かすために、もしも教会の看板を外さなければならないとするならば、今でも私はそうすることができます。(133ページ)